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東京と沖縄を格安に移動する・・・

 東京と沖縄・・・・。まさか泳いでいくわけにも行かないし、車で行けるわけもない。基本的には飛行機か船で行くしかない。といってしまうと答えがでたとなるがなかなか奥深い。

 東京から飛行機で行く場合、普通に考えれば東京那覇間を利用するのが一番良さそうにも思えるが、8月の各社の普通運賃を見てみると、JAL・ANAともに36800円。単純に2倍すれば往復73600円ということになる。もちろん、往復割引もあるし、この時期とはいえ、早朝便等なら、2万円台の運賃もある。しかし、バーゲンフェアーや超割等の安い運賃を見ていると、いかにして安く行ってくるかということも考えたくなる。過去には全日空で1日乗り放題1万円という運賃も存在したが、今としてはこの運賃を期待するのは難しいと思う。

 バーゲン型の運賃なら往復24000円と、話は早い。このバーゲン型の運賃が先日発表になりましたが、2003年下期は毎月おおむね5日の設定で、月1回の木曜から月曜の設定になっていますが、まず希望通りには取れません。まあ、運賃が約1/3になるわけですからこれも当たり前。さらには航空会社には俗に言う上級会員制度があります。航空機を利用したことのある方なら、マイレージという言葉くらいは聞いたことがあるかと思います。マイレージの会員となり対象運賃で乗り続け年間30回、50回、120回という回数と一定の条件で俗に言う上級会員となり、優先的に予約ができる仕組みになっています。一般の方の場合、2ヶ月前の予約開始ですが、マイレージ会員には数日早くから予約が可能になり、上級会員には更にその数日前から予約が可能となります。無料のマイレージ会員とはいえ、航空会社に名前や住所氏名を届け出ることにより、相手の判る顧客となるわけで、JRの乗車券のように誰にでも売るという形ではなくなり、一応お客様となるわけだと思います。上級会員は、いつもご利用していただいている方という定義付けになるわけです。ANA(以下NHと略す)の場合、上級会員の予約日は1段階ですが、JAL(以下JLと略す)の場合、上級会員の次にJALカード会員、それに続いてマイレージ会員が利用頻度により予約日が多段化されているようです。ここまで書くと判ると思いますが、おいしい予約を取る場合、発売日の9時半同時に予約するとか、上級会員等の先行予約をするということになると思います。ちなみに先行予約枠で売り切れても2ヶ月前には補充されることの方が多いので、航空会社の窓口に1番で並ぶのもいいかもしれませんし、上級会員になるのもいいかもしれません。

 簡単に上級会員といっても、普通の人が年間30回とか、50回、ましてや120回乗るなんて考えられません。通勤ででも使っていれば話は別ですが・・・。その上基本的には1年限りのサービスになりますので、維持できない人には意味がありません。で、穴場なのが、JALカードの会員になることです。クレジット機能付きの会員ですが、上級会員の翌日または翌々日くらいから予約ができるようになります。ただ、JLの例を取って話をすると、だいたい先行予約開始日から数分で土曜の朝のいい時間の便や日曜の午後帰ってくる便は無くなってしまいますので、これもそれほどではありません。また、2ヶ月前は予約センターの電話も繋がりにくく、直接買いに行くというのが堅いところです。

 で、話は長くなりましたが、ここまでは普通に行く方法ですが、行きは取れたけど帰りが取れない。帰りは特割りにしようつと思ったがこれも取れない・・・。という場合の手段として、JLの場合、東京からだと、福岡乗換、岡山乗換、NHの場合、福岡乗換、鹿児島乗換、広島乗換なども利用できます。割高にはなるものの、東京那覇便はほとんどが海の上で景色に変化がありませんが、福岡便は長崎や天草の上などを飛び、屋久島種子島からトカラを南下して行くコースとなることが多く、まさに遊覧飛行そのもの。天候の安定した時期には遠回りしても通りたいくらいです。

 あとは、比較的乗り継ぎ度が少ない名古屋を利用する方法。成田を除けば東京、大阪からの便もなく、便数もそこそこ。東京からは夜行バス利用か、ながら利用。JL、NHともに各4往復の運行をしています。JL931便はほとんど取れないので、JL933便で行くとすれば、JL493便で行けば15分早く着けるし、NH308便で帰ってくれば、東京便のゴールデンタイムの19:00-20:00の時間帯とだいたい同じくらいまで遊んでいられます。


航空運賃(羽田−那覇)

(2003年9月分)

運賃種別 JL NH
バーゲンフェアー・超割 12000 10000
前売り21 22950 22950
特割7 29000 29000
特割1 29900 29900
e割・web割 30300 30300
記名式4回数券・リピート4回 27750 27750
往復割引 30900 30900
普通運賃 34500 34500
バースデー(早)割(引) * 10000 10000

※ 各運賃は参考までとし、運賃額が複数ある場合、1回分で週末の一番高い運賃額を掲載。特割等の場合、便により運賃が違い、前売り21、特割の場合、曜日により運賃が違うことがあります。最新のもの、または、くわしくは各自でお調べください。
※ バースデー割には誕生日に応じた条件があります。
※ 超割は10月から12000円に値上げされます。


船による移動

区間(おもな経由地) 運輸機関 発着時刻 2等料金 航送料金
東京−志布志−那覇 大島運輸 17:00-(3)13:00 22000 107600
名古屋−大阪南−那覇 有村産業 10:30-(3)7:30 19400 91990
神戸−宮崎−名瀬−那覇 大島運輸 14:00-(3)7:00 17300 86000
博多−那覇 琉球海運 18:00-(2)20:00 14480  
鹿児島−那覇 琉球海運 18:00-(2)13:00 13200  
鹿児島−名瀬−徳之島−那覇 大島運輸 18:00-(2)18:40 13200 82000

※ 発着時間は一例です。(3)の標記は、かっこ内の日数で3日目の時刻を示しています。最新のもの、または、くわしくは各自でお調べください。
※ 航走料金は乗用車5m未満の運転者2等利用時の額。


このページは2003年8月現在の内容です。

最新データー、その他事項は各自ご確認の上ご利用ください。


高解像度の「沖縄スペシャル」を提供中

 日々の壁紙のアクセスは当館のアクセスの中でもかなりの比率を占め、ご好評さがひしひしと感じます。このページでは800dpi×600dpiですが、沖縄スペシャルとして1600dpi×1200dpi、1024dpi×768dpi、800dpi×600dpiの3画質をご用意たしました。

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