tabi2.net (tabitabinet)
東京と名古屋・大阪を結ぶ夜行快速列車 東京から名古屋方面に向かう場合、昼間は直通列車がないため、最低でも静岡で乗り換える形になってしまいますが、そんなに都合のいい場合もなく、結局は接続の関係上何度か乗り換えることになります。そんな中、夜行で東京と岐阜県の大垣を結ぶ快速列車があります。その上、JR東海の特急型車両を使用し、足かけまで付いています。 下り(大垣行き)の主な駅の時刻・・・東京駅10番線23:33入線、23:43発、横浜0:11発、小田原1:06発、名古屋6:05着、岐阜6:44着、大垣6:56着 この列車は、車両は特急型ですが、快速列車ですから、青春18切符が使えます。ただし、東京から小田原までは全車指定、小田原から名古屋までが一部指定となっています。詳しく書くと、1〜3号車が東京名古屋間が指定席、4〜6号車が東京小田原間指定席、7〜9号車は東京小田原間が指定席ですが、名古屋で切り離しをします。大垣までは行きません。編成は名古屋側が1号車です。と、かなり複雑です。初めての方のために整理すると、指定券は、青春18切符シーズンの休日がらみは、発売直後に無くなりますので、取れないとすると、小田原から乗り込むことになりますが、まず座れないと考えないといけません。手際のいい駅で頼むことがコツともいえます。また、リクライニングはしませんが、コンパーメント席があり、こちらは別枠でマルス(指定券を発行する機械をこう呼ぶ)に収容されているため、その席を調べてもらうと取れることもあります。 青春18切符シーズンには、臨時列車が運転されます。これは、自由席で品川駅で並べば座れることが多いようですが、席はリクライニングしません。豊橋で定期列車を追い抜き、大垣には、約1時間早く着きます。 上り列車は指定区間が違いますが、下りよりはいくらかいいようです。そのうちに上り列車の方解説します。 また、この快速以外の列車ですが、東京口の列車は10両から15両の編成と長くていいのですが、熱海以西の列車は3両くらいと思っていた方がいいです。それなので、もちろん熱海駅の乗り換えはかなり混みますので、1本分列車の余裕を持って乗り換えないと、座れないこともあります。更にその上、熱海から浜松までの間は、乗り心地がよくない古い車両が大いので覚悟しておくことが必要です。浜松を過ぎると、名古屋圏の車両が入ってきており、編成は短いものの、私鉄との競合もあり、転換クロスシートの車両が多数走っています。 そんな中でお勧めの列車は、次の通りです。 東京静岡間 特急型車両9両編成(ながらと同じ車両です) 静岡岐阜間 転換クロスシート(白い踊り子号でリクライニングしない車両とほぼ同じ) 豊橋から大阪までの間は、快速・新快速を選んで乗れば転換リクライニングシート車です。 東京と大阪を結ぶ格安高速バス 平成13年に新しく東京−大阪、東京−名古屋間に運転を開始した青春ドリーム号。乗り得なのは、東京大阪間の夜行便。4列シート(たぶん昼間の間合い使用)の分を差し引いても5000円という超破格値には驚いてしまいます。昼便は東海道昼特急大阪号として運転しています。こちらは3列シートで6000円。往復だと片道が5000円相当となります。平成14年の3月から増便・路線新設されています。 運行はJRバス関東、JRバス西日本の共同運行です。JRバス関東のページでは、空席情報も確認できます。青春ドリームはかなり好評のようで、いつ見ても満席のことが多いようです。 東海道昼特急大阪号
中央道昼特急京都号
青春ドリーム大阪号
青春ニュードリーム大阪号
青春18切符シーズンは別にして、普通列車利用の乗り継ぎよりかは金額的にも割安です。 しかし・・・ バスや列車の旅、時間があるときはいいが、少しでも早くつきたいが、新幹線はやや割高。と感じている方にお勧めなのが早朝の航空便。人気のない関空利用だが、特売りきっぷなら片道9000円。下手な夜行バスよりかは全然いい。自宅でゆっくり休んで早朝出かければいい。そのうえ日本航空の朝一番の関空行きは国際線仕様の機材。341便と348便は乗ってみて判る広い機内。ちなみに帰りの348便も10000円と新幹線よりかは安そうだ。 機材、料金については変更になることがあるので、各人で確認してください。特売りきっぷとして予約したものは、前日までにインターネットからチケットレスすれば、更に2%が割引になります。 最新データーは各自ご確認の上ご利用ください。 |
(C)1998−2002 KIMAMANITORIARUKIKAN HIROYUKI ABE